教育理念

ARCとは「世界への架け橋」という意味です。外国人学習者は,たんに日本語を習得するだけでなく,日本の文化,歴史にも興味をもっています。多様化する日本語教育のニーズに応えることによって,世界中の人々と親しくコミュニケーションの機会をもちたいものです。

1.コミュニケーション能力の養成

目標の第一は,日本語でのコミュニケーション能力を身につけることです。感じたこと,考えたことを的確に伝えること。相手の意図を的確に受け止めること。互いの文化・習慣を知ること。

2.5技能を身につける

聞く,話す,読む,書く,を言語の4技能と言います。本校ではこれに加えて考える力を育てます。教室の中だけでなく教室の外でもさまざまな世代の日本人との交流機会を設けて,社会,文化,地域の問題について一緒に考えています。

3.豊富な教室活動

教室活動の中心は,伝えたい内容を聞かせたい相手に表現するタスクです。基本は多国籍学生による協同学習です。情報番組制作のプロジェクトワーク,校外学習,スピーチコンテストなど多くのイベントを用意します。

4.世界平和を実現

相互理解と尊敬はコミュニケーションから始まります。情報の発信・受信の経験を経てコミュニケーション能力を身につけた学生は,国際交流による世界平和の実現に貢献してくれるでしょう。